ケロケロ

オタクの備忘録

1st 横浜公演 感想

どうも、三日坊主です。

 

下書きにカラマリFDの感想と2020年の総括が残されてた。あまりにひどい。

 

そんな三日坊主が急に筆を執りたくなった理由がこちら

 

仲村宗悟 1st LIVE TOUR 〜NATURAL〜」

 

横浜公演に現地参加しました。

アーティスト関係なく、ライブ会場に現地参加したのはLNGL以来だから約2年ぶり。

ライブじゃないイベントも2020年1月のらくおんイベントが最後だから本当にリアルイベントは久しぶり。

コロナ禍が始まってからは初めて。

宗悟さんの1stライブってだけでも楽しみなのにそこに久々に現地行ける!という高揚感でずっと落ち着かなかった。

そして本当に、本当に楽しかった。

楽しすぎたのでちゃんとこの感情と思い出を残しておきたいから感想ブログを書く事にした。

そんな訳で一曲ずつ振り返ってみたいと思う。

 

※記憶力がないので曲によって感想のばらつきがひどいです。

 

1.feeling

もうすでに高まりMAX。

舞台袖からバンドメンバーの方たちが出てきて、その後に仲村さん登場って順番だった気がする。

薄暗い中人影達がそれぞれのポジションに向かう様子が、ライブの始まりを感じてとても良かった。

 

2.僕なりのラブソング

大正義。最高。音源化ありがとう。

アルバムを初めて聞いた時あまりにも自然なつなぎで鳥肌立ったけど、ライブで聴くと一層やばい。

あとずっと配信ばっかりだったから、なんの画面も通さず目の前で動いてるのを見て「い、生きてる…」と感動してしまった。やっぱりどれだけ技術が発達して高画質で配信できたとしても、生には勝てないって思った瞬間だった。もちろん、音に関しても。

 

僕なりのラブソングって、個人的に始まりも終わりも感じられる不思議な曲だと思っていて。

というか音源化するまえの、各所で披露していたアコギ一本のバージョンを聴いていた頃は何となくドラマやアニメのED感あるなぁって印象を持ってた。だから音源化して収録されるならボーナストラックみたいなポジションになると思ってた。

けどアルバムに収録されたのは1番最初。編曲が加わったこの曲はイントロから開放感があって、feelingと合わせて聴くとすごく「さあ、始まるよ」って優しく言ってくれてる感じがする。

曲のバックボーンを考えても、アーティストデビューする前の、そのもっと前からの曲でアルバムを始めることで、これまでの時間の終わりと、デビューしてこれからが始まっていくという2つの意味を持ったりするのかなと思った。全部オタクの妄言です。

 

3.Here comes The SUN

始まりの曲。

1stだからセトリはこの曲が最初に来ると予想してた。でもよくよく考えてみれば今回はアルバムをひっさげたツアーだもんなぁと納得。

それを考えると、コロナがなければきっと今頃3rdライブくらいまできてたのかなぁとか思ってしまう。おのれコロナ…。

僕なりもそうだけど、アコギが似合う!

真ん中でアコギ弾きながら歌う姿は実家のような安心感。しかもニコニコの笑顔。最高。

 

4.MC

声出しが許されてたら横浜ー!に全力で答えてた。

 

5.カラフル

Aメロクラップとか、落ちサビとか、アニタイじゃないけどアニソンライブで盛り上がりそうな構成。

「きーみが好きだよー」で手を伸ばすのが楽しすぎた。

あとここで一旦ギターとお別れしてるのでめちゃくちゃ動く。知ってたけど本当によく動いて飛んで跳ねてる。よくそれで歌い続けていられるよ…。

カラフルをライブで歌ってるときの「なかなかこないよな」の「なかなか」の歌い方がめちゃくちゃ好き。何というか発声が優しい、息多め。

 

6.あなたのこと

前評判でやばいということは知っていたけど改めてあれはやばい。惜しみないファンサとそれをロックオンしてやる恐ろしさ。

もう色んな人がさんざん言ってることだけど、「何でこんなに可愛いの?」はこっちが言いたいんですよ。何でそんなに可愛いんですか?天使だからですか?そうですか(納得)。

 

アルバムの中身発表されたとき何かでさらっと「昔作った曲でーす」なんて言うもんだからオタクは驚いた。そういうのは僕なりだけだと思うじゃん…。
 
6.MC
あまりにも雑なご当地ソングコーナーに笑った。覚えてないんかい(笑)

ドラム一拍多く叩いちゃったはまちゃん大好きです。

 

7.オブラート

でたよ、ライブでとんでもなく化けるやつ。

いやCDで聴いてた時から好きですけど、こんなん聞かされたらもうCDでは物足りなくなっちゃうじゃんか。

最初の「剥がしてみようと」のがなりとギター大好き。貼りついた薄膜掴んで剥がそうとするのに剥がれずもがいている人間のイメージが浮かんできた。

あとだんだんバンドの音が増えていくのも最高。多分発売時本人も言ってたけど徐々に盛り上がっていく曲なんだよね、それが臨場感と立体感をもって伝わってきた。ライティングも曲が進むにつれてどんどん明るくなっていってとても綺麗だった。

 

8.チョコレート

ギターかっけぇ…かっけぇよコジローさん…。

歌詞がとてもけしからん。あれで付き合ってない2人ってマジですか?!

 

9.壊れた世界の秒針は

演出部門No.1

光の線が現れたり消えたり、重なったり離れたり。

この曲の時だけ別世界だった。

オブラート終わり、背中を向けて何するんだ?と思ったらパッと光がついてステージ中心から方々に光が飛び出した光景があまりに神秘的で息を呑んだ。私の席からはちょうど宗悟さんが光の中心と重なって見えて、宗悟さんから光が伸びているように見えてマジで神かと思った。こわいわ。

 

10.MC

バンドメンバー紹介。

皆さん本当に愉快な人達でここずっと笑ってた。

何故か冷たいコジローさん、出身でもなんでもないけど横浜におかえりって叫ぶ二家本さん、毎公演裸オーバーオールしてくるはまちゃんさん、いやなイキリ方するむらじゅんさん。

みんなめちゃくちゃ面白いのに演奏になるとバチバチにかっこいいのがとてもずるい。

この愉快な人達が宗悟さんのバンドメンバーっていうのがとてもしっくりくる。さすが、人を惹きつける力がある男…。

「エントリーナンバー…」のくだりで毎回「オレ?オレ?」ってやってるむらじゅんさん面白かった。

 

11.imitation

ここから最強の布陣。

エレキはずるいんよ…。

Love Somebody」でリズムとって腕伸ばすのが楽しかった。

 

12.わかってちょうだいね

演出部門特別賞。

ライティングが激しすぎてもはや舞台上が見えない。

この曲は声を出したいというよりは暴れ狂いたい感じの曲なのでこのご時世でもかなりの完全燃焼感。もちろん暴れたのは心の中で実際には程よく揺れてただけですが。

ラストの楽器だけパートが曲を奏でるっていうより各々思いっきり音を出す!みたいなぶつかり合いで聴いててめちゃくちゃテンション上がった。コジローさんと宗悟さんが好き勝手荒ぶってるのが影になって見えてた。

「声の大きいヤツ」でも「声の大きいアホ」でもなく「声の大きい阿呆」なのがなんか好き。

 

13.Oh No!!

この流れでこの選曲でテンション上がらない奴いるか?

コロナは憎いがこの曲を生み出すきっかけになった功績は大きい。

はまちゃんさんのドラムソロかっこよかった。

このブロック楽しすぎて軒並み記憶がないんだよな…。書けることがない…。

 

14.JUMP

毒っ気満載ゾーンからの浄化。

だけどボルテージは増すばかり。

いやぁ…楽しかったなぁ…。

最後のクソデカジャンプ、生で見たのは初めてだった気がするけど生で見ても頭の中はてなマークしか出てこなかった。なんだあの身体能力?

 

15.MC

なんていい男なんだ。

上京してからの話は色んな媒体で何度も聞いてきた話だけど、1stライブという場で改めて聞くと一段と重みが増してた気がする。

「成功するかはわからないけど、必ず何か自分に残るものがある、人はなんだってできる」

この考え方が私は大好きで、その価値観が根底にある宗悟さんの作る曲が大好き。それは祈りに近いもので、いつかきっと身になるはずって思いながら進む時間ってとても苦しいと思う。最後には身になるものがあるって言ったってそれがどれだけ大きいものかもわからない。もしかしたらそれがわかるのは何十年も先かもしれない。死ぬまでわからないかもしれない。だから途中で諦めてしまう。

でも、それでも信じて進み続けて必ず何かを得ている宗悟さんが私は本当に好きだし、かっこいいと思う。宗悟さんの曲は頑張ろうって引っ張ってくれるというよりはそっと寄り添ってくれる、背中を優しく押してくれるって感想をたまに見かけるけど、多分ご本人がそういう途方もない道のりを歩くしんどさを知っているからじゃないのかなぁと思ったりもする。

 

16.ゆらゆら

そんなMCを踏まえてこの曲。

泣いてしまうやろがい。

MCの最初の方で言ってた「こうやってみんなと音楽で楽しみたかった」の言葉の通り、ライブ中ずっと楽しかった。1stライブだしもっとしみじみした感情を抱くのかと思ったけど、それよりも楽しくて仕方なかった。

けどこの曲だけはそういうわけにもいかず。

「今より遠くへ飛び出したい」って苦しそうに歌う姿が、おこがましくも自分と重なるところがあって。私は今、飛び出したいけどどうしようどうしたらいいんだろうってもがいている最中なので、その部分がグサッと刺さった。

いつかこの曲を聴いた時、ちゃんと飛び出せた、なりたい自分にたどり着けたなって振り返る日がくるのかな。そうだったらいいな。

 

17.ナチュラ

アルバムひっさげたツアーですからね!

最後は表題曲でシメ。

手拍子がとても似合う曲。MVと同じように、みんなでクラップして一体感を感じられる曲だった。

舞台上あっちこっち動いたりバンドメンバーの方達1人1人に絡みにいってて楽しそうだった。仲良くなってる…!

声出しが許される世の中になったら大合唱したいな…。

 

18.素敵な世界で

大団円。

手を左右に振りたくなる曲。

最後に顔の辺りを手で拭っているのが見えて、泣いてる?と思ったら「泣きそうだった〜」って言っててグッときてしまった。

 

 

そんなこんなでとても楽しいライブでした。

改めて宗悟さん大好きだなぁと思ったしライブっていいなぁと再認識した。

私は武道館ライブは近い将来必ずできると確信しているので、あとは私自身が現地参加できる事を願うのみ。まあまずは2ndだけど。

とても素敵な時間をありがとうございました!