ケロケロ

オタクの備忘録

きっかけの記録

はじめまして。

突然ですが今応援している方に対して何となくこの年末で一区切りついたかなぁと感じてこれまでのことをまとめてみたいなと思ったのでブログに書き残すことにしました。

俗にいう沼落ちブログ…と見せかけた備忘録です。

ブログは初めてなのでおかしなところは目をつぶっていただけるとありがたいです。

関係する固有名詞は出てきません。ビビりです。

 

 

 

 

 

きっかけ

 

今応援している声優さん(以下推しさん)を初めて知ったのは2017年の冬。某理由あって男性アイドルアニメがきっかけです。

もともと同じシリーズの、某お姫様にお願いする感じの女性アイドルコンテンツが好きで、「今度男性版のアニメやるらしいから見てみよ~」くらいの軽い気持ちでした。

見事に沼に落ちることになります。

 

 

声優さんが表に出ることが多いのがこのコンテンツの特徴の一つ。

推しさんのこともいつの間にか詳しくなってました。

ただアニメが放送されている間はそんなに意識していなかった気がします。

とあるニコ生の時、だいぶ個性の強い()手紙を読まれていたけど気にはなりませんでした。しいて言うならこの人の時だけ出演者最年少の某声優さんの表情がほぐれて笑ってたなぁくらい。

なぜだかは後で知ることとなりましたが(笑)

年末にあったアニメ特番ニコ生もあんまりしっかり見てなかったし。

 

きっかけとしてはこんな感じ。

この後推しさんの沼に3回に分けて突き落とされます。

イメージとしては獅子連弾。

 

 

 

 

 1度目の衝撃

 

獅子連弾でいえば蹴り上げられたところ。

先ほど挙げた作品のような中の人が前に出て歌うようなコンテンツだと、歌声好きだなぁと思った声優さんの個人名義の音楽活動をよく覗いたりしています。

ラジオの自作曲聞いて興味を持って、色々探した結果

所属事務所のイベントで前述とは別の自作曲を披露している動画にたどり着きました。

 

 初見の感想。違和感すげぇ。

 

メディアを見ていた限り、めちゃくちゃ明るくて、純粋で、前向きで、それこそよく言われている「太陽」みたいな人だと思っていました。

しかし自作したという歌詞には若干荒々しい言葉遣いの文句であったり後ろ向きな言葉だったりがちりばめられていて。

さらに違和感なのはその歌詞を明るい曲調にのせて、楽しそうに歌っていたこと。

歌が上手いとか以前にハテナマークがいっぱいでした。

楽しそうに笑いながら高らかに世の中への文句を吐き捨てるような歌を歌ってる。

一言でいうなら「イメージの渋滞」

 

 

しかしこういった曲、個人的に大好きなので自然とリピートしていました。

思えば自分若干ブラックな曲好みなんですよね。大塚愛なら「ネコに風船」とか「Cherish」とか。

アジカンなら「ライカ」とか。というかアジカンはブラック率高め(個人的見解)

 

この時から推しさんの音楽が気になり始めます。

 

2回目の間に推しさんの過去のツイートとか見たりもしてました。キモオタですね。

何でもない日常、唐突な絵、クソリプ、その中に急に現れる真面目な発言。

面白い人だなぁと思ってました。今もですけど。

 

 

 

2度目の衝撃

 

そんで2回目。獅子連弾でいえば空中で蹴りをくらってるあたり。

これは2018年3月放送のとあるAbemaTVのゲーム番組です。

ゲストでいらっしゃってましたがそれはあくまで声優としてであり、歌うコーナーはない予定でした。

ですが(証拠を見つけられなかったので記憶が間違っている可能性がありますが)確か放送前か開始直後に歌うことをちらつかせていて、それを聞いて一気に期待度が上がった覚えがあります。

そんで番組後半で歌われた「歩いて帰ろう」と「歌うたいのバラッド

 

.......いや歌うまっ!?!?!?

 

確かに歌が上手いことは知っていました。だからこそ前情報で嬉しくなったわけだし。

でも歌うために用意されたわけではない設備で、ギターのみで歌い上げている歌声がはちゃめちゃにかっこよかった。

音程が正確とか、声の伸びがしっかりしているとか、そういうのもあるんですがなにより感情のこもり方がすごい。ダイレクトに心に訴えかけてくる。

生の歌声の破壊力が抜群。

 

 これをきっかけに「この人アーティストとしては活動しないのかな」と思いはじめます。

 

 

そして3回目までの間に個人名義でのラジオが始まりました。

女性声優との音楽バラエティと深夜のFM生放送。

自然と自分の中でどちらも毎週聴くことになってました。さすがに深夜の方は全編とはいかないですけど。

この人の話というか言葉ってなぜだかスッと入ってくるんですよね。

 

 

 

 3回目の衝撃

 

そして3回目。腹に一発くらって地面に叩きつけられてフィニッシュ。

推しさんを知るきっかけとなったアイドルコンテンツのライブ。静岡2日目。ソロ。

LVで参加していました。

ステージの上で光に包まれながら歌う姿にただただ呆然としていました。

 

 

この人はなんて楽しそうに歌うんだろう。

人間の表情にあんなに楽しそうな笑顔があったんだ。

人間ってあんな幸せそうに笑えるんだ知らなかった。

 

 

あまりにも強烈。

 

 

 

 

獅子連弾の最後の一撃をくらってしまい、こうして無事に推しさんのオタクになりました。

 

 

 

それからはひたすら推しさんの情報を収集する毎日。オタク怖い。

月の名前でおなじみのコンテンツをはじめとした出演作を調べて回収し、ラジオも音源が残っているものは全部聞いて。

最初は歌が好きなだけだったはずなのに…。恐ろしい…。

 

 

 

 

現実に生きる人間を推すということ

突然の自分語りです。

お前の話はいらんわ!って方飛ばしちゃってください。

あと人によっては良い気持ちはしないかもしれません。

言ったよ!忠告はちゃんとしたからね!

 

 

私は過去に3次元の芸能人さんを推したことがありません。

というかそういった方向に興味がありませんでした。

根っからのアニメ・漫画オタクだったのもありますが、何よりも画面の向こうの芸能人の方をどこか空虚にみていたんですよね。

何を言っても所詮は仕事だし。実際何を思っているかなんてわかんないんだから発言内容を受け止めることに意味はない。

かっこいい、かわいいって言うけど、差がわからない。人前に出る仕事の人だからみんな顔がいいよね。

みたいな感じ。

好きなアーティストはいるけどあくまで音楽が好きなのであって作り手自身のことはそんなに関心がありませんでした。

さらに言ってしまうと、ファンと名乗って色々追いかけることを「生身の人間を娯楽として消費している」と感じてしまってどうしても苦手意識がありました。

 

そんな人間なので、推しさんの活動スタイルがタレントに近いものだったことを受け止めるまでにだいぶ時間がかかりました。

役者仕事がメインなら出演しているアニメやゲームをやればいい、音楽活動がメインなら歌を聴いてライブに行けばいい。

個人での番組やイベントが多い人の仕事を応援するのは自分にとってかなーり難しかったです。

 

チョクメはさんざん悩んで登録フォームまでやっといったのに、そこから決断するまでにまた1か月。

ニコニコの個人番組のチャンネル会員は深くて真面目な話をしたらしいという噂を聞いてやっと決心がつきました。

 

人間というのは不思議なもので。

推しさんの言葉はどうしても信じたくなるし、ビジュアルのお仕事はめちゃくちゃかっこよく、あるいはかわいく見える。(いや実際かっこいいしかわいいんですけど)

 この人は本気でこちらに向けて発信してると思わせる力がある

というか実際そうしようとしてるから伝わるのかなぁなんて思ったり。

今でも自分はどういうスタンスでいようか迷います。

 

恐ろしい…。昔の自分が知ったらどう思うんだろう…。ものすごい怪訝な顔しそう…。

 

 

 

最後に

 

だらだらと書きましたがオタクになるまでの流れはこんな感じだった気がする。

正直今思い返しても1回目の衝撃前後のことあんまり覚えてないからやっぱり今書き残して正解かもなんて思いました。

 

こんなブログ書いているわりにはイベントとか全然行けてないからファンと名乗るのはおこがましいかもしれないけど。

それでも自分のできる範囲で応援できればいいなぁと思っています。

というか自分がこれからたくさんの表現に触れていきたいし

そうすることが自分の楽しいことなので。(重い)

 

 これからはちょいちょい感想ブログとか書けたらいいな。

 

 駄文にお付き合いありがとうございました。